勤務表作り
お久しぶりです。
今日は、ナースのベストセラーとか言われる勤務表のお話(いますよね。何回見ても変わるわけじゃないし、休みが増えるわけでもないのに、仕事に来るたびに、勤務表に見入っている人、毎回、新たな発見があるらしいですよ。)
ナースの皆さん、皆さんの職場ではナースの勤務表はどのように作られているのでしょうか?
私の職場では4人いるANUM(アソシエイトナースユニットマネージャー)が交替で作っています。
ベッド数14床、ナーシングスタッフはフルタイム、パートタイム合わせて20名、簡単そうだけど、担当になるたびにうんざりします。
こちらでは勤務日数の50%までは希望を出していいことになっています。しかし、現実には皆が、全体のことも考えず50%希望を出すと、シニアとジュニアのスタッフが適当にミックスした勤務表を組むことは不可能になります。だから,どうしても受け入れてほしい希望を赤字で記入し、できれば希望というのは黒字で記入ということにしています。それでもどうしても休みがほしい人が同じ日に集中すると勤務が組めません。誰かにはあきらめてもらわなければなりません。
こうした苦労を解決するコンピューター化した勤務表の導入がされるかもしれないという話があります。
これによれば、どの日もバランスよく配置されたスタッフでカバーできるというのですが…
勤務希望は一切受け入れず、どうしても都合が悪くて勤務を交代してほしいときには、交替によりバランスに崩れが生ずるのでその一勤務だけでなく、全部のラインを交代してくれる人を探さなければいけないということになるようです。
すでにこのシステムを導入した病院があるけれども、ナースが嫌って常勤を辞める人が続出とか…(>o<)
うちの病棟は現在でも希望は多いし、途中での勤務交替希望も多いし
いずれも可能な限りは希望に応じるようにしていますが
希望や交替がスムーズに行かない勤務表が導入されれば、こちらのナースは黙って我慢することは絶対ないでしょうから、大変なことになるのは目に見えています。
結局、私が勤務表を作る作業から開放されることがないことはほぼ確実
さあ、どうなるでしょうか?
続報お楽しみに!?
| 固定リンク
「Nursing 」カテゴリの記事
- 勤務表作り(2008.06.11)
- ビクトリア州で9日間のナースのストライキ(2007.12.21)
- ナースに対する暴力(2007.05.17)
- 腰痛防止対策(2007.05.22)
- ナースの休暇(2007.03.24)


コメント
はじめまして。私は福岡で看護師をしているものです。
オーストラリアで緩和ケアの勉強がしたいと思い検索していてこちらにたどりつきました。
「勤務表はベストセラー」・・・たしかに!!!なんて上手いこと言うんだろうとついついコメントしてしまいました。
いきなりで不躾ですが、少しオーストラリアの緩和ケアの教育について詳しく教えていただけませんか。ここ1ヶ月いろいろ検索しているのですが、思ったような情報が得られなくて・・・。
日本のような看護認定プログラムのようなものがあるのでしょうか?やはり大学で学ぶしかないのでしょうか?
>>>>>>
日本のような看護認定プログラムのようなものはないと思います。こちらでもホスピスや他の機関が提供している短期の緩和ケアコースはありますが、海外のナースは対象にはしていないのではと思います。それにこのようなコースに参加しても、日本での資格にはつながらないかと思います。
きちんと学びたいと思えば大学になると思います。大学院レベルで緩和ケアコースを提供しているところはたくさんあります。最近は日本からの留学生も多いからか、どこの大学も日本語のページを作っていたり、日本語で相談できる人を設けたりしていますので、いろいろ問い合わせてみてはいかがでしょうか?
Hana
投稿: mina | 2008年10月 8日 (水) 21時51分
はじめまして!日本のホスピス病床のある在宅支援有床診療所で看護師をしているkonと申します。緩和ケア・在宅緩和ケアについて、学びを深めたいとモナシュ大学やオーストラリア緩和ケアでインターネットをしていてこちらを見つけました。
現場の人の声を聞きたいと思っていたので、まさに!!このブログと出会えて嬉しいです。有難うございます!!
日本では、やはり在宅ー病院という連携がまだまだ遅れていて、当院でも、そのシステム作りに悪戦苦闘しています。
オーストラリアの緩和ケア=三角形について勉強する情報を探すと、モナシュ大学しかヒットしないのですが、何か情報がありましたら、ぜひ教えて頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。
また来ます!kon
>>>>>
日本の緩和ケアの現場でがんばっておられる方に訪問いただいてとても嬉しく思いました。
ケアの三角形という概念は90年代から言われ始めたものです。緩和ケアの専門家も入り、ビクトリア州政府と検討のうえ、このモデルが提唱されました。今も発展中です。それぞれの地域にあったモデルが開発されていっています。
Google AustraliaでTriangle of care Palliative careをキーワードにして検索すればいろいろな情報が出てきます。それぞれの地域の特性に合ったケアの三角形の構築が進められています。
但し、オーストラリアのヘルスケアシステムは日本とは違います。緩和エアに関してはすべての資金が政府から出、お金も出すから、そのお金のより効率的な使い方についてしっかり口も出し、現場の人間も入れてリーダーシップをとっていくオーストラリアのやり方、日本での適応にはさまざまな困難があると思います。
でも、日本でも日本ホスピス緩和ケア協会をはじめ、多くの方々が日本でのケアの三角形のモデルを作っていこうと努力されてるようですから、情報を共有しながら、各地でそこの特性に応じた可能なモデルを作っていく努力が緩和ケアサービスシステムの向上につながっていくのではないかと思います。
Hana
投稿: kon | 2008年6月16日 (月) 16時01分
お久しぶりです。お元気ですか?
勤務表はナースのベストセラー、わたしもそう呼んでます(笑)
>希望や交替がスムーズに行かない勤務表が導入されれば、こちらのナースは黙って我慢することは絶対ないでしょうから、大変なことになるのは目に見えています。
その状況、イギリス人もまったく一緒です。黙って耐えるなんてことはしませんよね。
私も勤務表つくる順番がまわってくると気が重いです。周りが次の勤務表を誰が作るかを知っているから、いろいろ言ってくる人もいるし・・・。
うちの職場は人手不足+人件費削減でとんでもないことになっています。緩和ケアユニットだとは思えない人員配置。
みんな不満バクハツ、病欠続出で悪循環に陥ってます。
健康体が自慢だった私がこの3ヶ月、毎月のように体調を崩して病欠してます。
そろそろ潮時でしょうか・・・。
ひそかに転職活動中です。
>>>>>
Hiさん、
お勉強でお忙しい中、Blogのぞいてくださってありがとうございます。
やっぱり、イギリスのナースも黙ってはいない!!
要求は多い、不平は多い?
どこも一緒ですね。
人員削減、予算削減、大変ですね。
でもQualificationを取れば、新しい仕事のチャンスは広がるから、ご自分の生活とのバランスを考えながら、いつか、移ってみたい職場が見つけられると思いますよ。
私は現在の職場が二つ目の職場です。変わってみて見えてくることもありました。この先は…まだ未定ですがチャレンジはしてみたいかな
Hana
投稿: H i | 2008年6月12日 (木) 22時32分